数日前に亡くなったワニくんの漫画について思ったことを記録していこうと思う。
更新スタイルがTwitterと相性が良かったなと。
特に中身がある話ではないが、 100日に区切って1日ずつ更新するスタイルにすることで、死に向かっているワニ君の死という未来に惹きつけられた。
日めくりと寿命を掛け合わせたのが斬新だった。
意図的であるかは別として、興味を掻き立てられるようなやり方だなと。
生きている限り死は必ずあるものである。
死ぬことがわかった上で日常を眺めてみると、見え方が変わってくるということが表現したかったのかもしれない。
100日でワニは死んだ。
だが、ワニくんが死んでから騒動が起こった。
漫画の終結と同時にワニに関連するイベント、曲、グッズ、ゲーム等の発表が行われた。
ワニの死に喪失感を感じていた人々は困惑しただろう。
ワニくんの死を利用してお金を稼ぐのか。
表現方法がどうであれそのように解釈されても仕方ないのかなと感じた。
作者はそのような意図はないとTwitter等で主張していたが覆水盆に返らずといったところか。
作品を描いてお金を稼ぐのがイラストレーターの仕事であり、作者が取った行動というのは決して間違ってはいない。イラストレーターも生きて行かなくてはならないので当然の話ではある。
だが、今回の件に関しては配慮が足りなかった。
個人的には、この件を叩くほどの興味もないので、気に食わないのならば、切り捨てればいいと思う。
それができるのもSNSの良さだと思う。
何かに依存するということはこういうことなんだろう。
(ワニの金運って本当なんだな。)
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