学歴フィルターとは

学歴フィルターって言葉、みなさんは聞いたことありますか?
就職活動のエントリーシート・面接等でよく聞く言葉かもしれません。
この記事では学歴フィルターの存在の有無とその理由についてお話します。
学歴フィルターはある!!!

結論から申し上げると、学歴フィルターはあります。
就職活動を経て、社会人になった今だからこそわかることかもしれませんが、学歴フィルターは必ず存在します。
私は今年から学生のリクルーターを勤めております。
そこでは学生に求める最低基準が明確にあります。
その指標の1つに学歴は必ずあります。
リクルーターについてはまた別の記事にて‥。
なんで学歴フィルターがあるの???
学歴フィルターが存在する理由を2つの観点から説明します。
1つ目はお金の無駄をなくすためです。
2つ目は学歴でその学生の真面目さは測れるからです。
一つ一つ、その理由を見ていきます。
理由① お金の無駄(コスパ)

この理由については、企業の立場になって考えてみてください。
皆さんの採用には多額のお金が捻出されております。
エントリーシートは何万人にも募集が来て、それを一から精査して判断をしなければなりません。
正直、一つ一つを見るわけにはいきません。
なぜなら、人件費の無駄遣いに値するからです。
企業は優秀な人材を取りたいと考えたります。
皆さんも社長の立場になったら、ポンコツな従業員より、優秀な従業員がいたほうがうれしいですよね??
それと同じです。
優秀な人材をコスパよく採用するための手段として学歴フィルターはあって当然と言えるでしょう。
自分はFラン大学だから学歴フィルターなんて存在しないという淡い希望を抱いてる方も多いかもしれません。
残念。あります。
以上が理由の一つ目の金の無駄を防ぐためについてになります。
理由② 学歴は真面目さが測れる
二つ目の理由は、学歴は真面目さが測れるからです。

下記、2つの選択肢で会社の人事はどちらの学生を欲しいと思うでしょうか。
①飲みサーの東大生
②GPA4.0のFラン大学生
※GPAは大学の成績で、4.0が最高
正解は①です。
これは当然です。
なぜなら、Fランの中でGPA4.0をとることより、東大に入るほうが難易度が高いからです。
いくら大学時代に遊んでいようと関係ありません。
それが、学歴です。
自分の履歴書では東大時代に遊んだことなんて記されません。
しかし、Fランに入学したことはばっちり書いてあります。
学歴フィルターは、悲しいですがそうゆうものです。
私も、東大生が必ずしも仕事ができるとは全く思いません。
逆に、Fラン大学生が必ずしも仕事ができないとも思いません。
しかし、会社の立場に立ったとき、学生をそのような基準でしか判断できないのです。
一人一人の中身にまで迫っている余裕はありません。(お金や時間の観点から)
以上は理由の二つ目の根拠となります。
おわりに
これまでお話したことは、全ての会社に当てはまるわけではありません。
しかし、大手企業等の、募集が多く集まる企業では、積極的に学歴フィルターが採用されているケースは多くあります。
ここで一つだけ、勘違いしないで欲しいのは、あくまでもエントリーシート・1次面接だけの話です。
そこから先は、東大生でも落ちますし、Fランでも受かります。
なぜなら、その先はその人の人間性を見ているからです。
学歴フィルターは、あくまでも最初の選別に置いての話であることを忘れないでください。
これから就活本番を迎える皆さん。
自分が学歴フィルターに引っかかるかどうかを考える前に、自己分析、面接練習等、今できることを一生懸命やることをお勧めします。
就活、がんばってください!!
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