幸せってなんだろう。
温かい家庭を持って毎日を生きる人生。
これも幸せ。
死ぬように働いて会社や社会に評価されて、上にのし上がっていく人生。
これも幸せ。
ずぅーっと布団の中でゴロンゴロンしている人生。
それも幸せ。
友達と毎日バカ話をしている人生。
それも幸せ。
やりたいことをただひたすらやっていく人生。
それも幸せ。
これらは、
こうなったら自分はおそらく幸せなのではなかろうか?
という推測である。
かといって、これらがうまくいかなくても、
代わりの幸せを見つけているかもしれない。
今思い描いている幸せの形って、
自分の状況によって変わるものだと思うし、
考えても仕方なくて、
答えは一生出ないという答えが今は正直出ている。
それでも、何度も幸せについて考えることがある。
そんなこと考えてもどーせ答えは出ないのにと思いながらも考える。
どうにかもっとはっきりとした明確な答えが欲しいのだと思う。
自分にはない環境を周りが持っているとき、隣の芝生は非常に青い。
だからと言って、その芝生に簡単には移れないし、
移っても自分が思っていた芝生と同じかも分からない。
周りと比較したうえで幸せを考えることは、
幸せから遠のいている気がしている。
ひたすら苦しいことだけやっていても、最後の最後には笑ってるかもしれない。
これも幸せのような気がする。
そう考えると、
もはや幸せを考えること自体がばかばかしくなる。
幸せについて考えている自分がバカバカしいなって思うと、
今度は何も考えないで生きるのも悪くないとつくづく思う。
何が幸せかを考えると、むしろ不幸になっている気もするから。
そういった考えに行きつくと、
そもそも幸せというものを定義づけることが
間違っているのかもしれないと感じる。
幸せというものは、
こうやれば幸せになれるとか簡単な方式では表せないような気がしてくる。
じゃあそもそも幸せについて何のために考えてんだろう。
と今度は思う。
今一つ言えるのは、そうやって幸せを考えることで、
自分が生きることに何かしらの価値を見出したいのと、
明確でない言葉をどうにか自分の中で咀嚼したい。
そういった、前向きな理由であってほしいし、
そうだと信じたい。
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